あははなまいにち

好きな事をのんびり呟いています

レ・ミゼラブル

木曜日にも書きましたが、昼の部を見に行って来ました。
ほとんどの台詞が歌と言う構成は、あまり慣れてなかったのが思い返すと残念かなぁと思うんですがそこを差し引きしても、見応えがありました。
主役の、ジャンバル・ジャンの慈愛に満ちた人生のターニングポイントは、まさに仮出獄中での司祭様との出会いと、再び捕らえられた時の司祭様の行動であったと思います。
 だからこそ、逃げ切るって行為は置いといて(笑)身分を偽りつつも人徳者として市長になり、その座を捨ててまで、間違えて捕われた人の裁判に自ら名乗りでた。
コゼットを引き取る訳も、なんでかなー?とも思ったのですが

  • 投獄中に気にしていた妹の娘の代わりで、放っておけない
  • ファンテーヌを工場で庇ったが故に彼女の人生を狂わせた

と言う念があったのでは無いかと思いました。
だからこそ、10年後に、様々な人達との中に、未来にコゼットを託す若者マリウスが現れたことに寄ってその為に動き、静かに人生の幕を閉じる。というお話なんですが
たぶん、このお話を原作から纏めた方って、原作が本当に大好きで思い入れのある登場人物がたくさんいたのかなぁ?って感じました。
結構、いろんな登場人物の見せ場が多いです。正直言って、この登場人物のソロなり見せ場って要らないんじゃ…って言う人もありました。
その点は残念なものの、登場人物の心情に引き込まれる場面も沢山ありました。
1番好きなシーンは、やっぱりマリウスがコゼットに挨拶をするシーン。以前、さんまのからくりテレビに山崎育三郎さんが出演した際に歌ってくれた曲が素敵だなぁと思っていたのですが、今回は藤岡正明さんのマリウスバージョンで聞けてさらに好きになりました。
マリウスとコゼットが街で初めて見つめあって惹かれ合うシーンもとても素敵でした
あと、ジャンバルジャン最期のシーン。ファンテーヌが迎えにくる事で、その最期を知ります。そして駆け付けるコゼットとマリウス。
ファンテーヌは、成長したコゼットのその姿を見る事ができたのかなぁって思ってしまいました。
エポニーヌが最期、マリウスの腕で亡くなる様にバルジャンも愛するコゼットに看取られて息を引き取る。
なんて幸せな最期なんでしょうね…
そんな事を、この感想を書くまでに思った事です。
藤岡正明さんの歌声は素敵でした♪普段の自作曲の歌い方とはまた違うんですけど、素晴らしかったです。
お友達から双眼鏡を借りて藤岡さんを見ていたんですが、その時、学生達の中に素敵な方が…
本気でオンリーユーで上口耕平さんを見た時以来の行動力で、パンフレットまで買いました。石井一彰さんと言う方だとか。なかなかの好青年でしたよー